子どもがサンタを信じなくなったら読む絵本|『クリスマスがちかづくと』が伝える大切な想い

『クリスマスがちかづくと』の表紙画像とクリスマスのイラスト

子どもが成長すると、サンタクロースの存在に疑問を持つようになるものです。それは成長の証でもあり、少し寂しくもある瞬間ですよね。そんな時にこそ読んでほしいのが、斉藤倫さんの『クリスマスがちかづくと』です。この本は、サンタを信じる気持ちの先にある「誰かを思いやる心」をやさしく描きます。クリスマスの新しい楽しみ方を親子で見つけませんか?


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サンタを信じるその先へ:『クリスマスがちかづくと』が教えてくれること

成長とともに、子どもはサンタクロースの存在に疑問を抱き始めます。それは自然なことですが、親としてはその時に何を伝えるべきか迷いますよね。『クリスマスがちかづくと』は、そんな時期の子どもたちにぴったりの絵本です。

物語の主人公セロは、クリスマスが嫌いな10歳の男の子。両親がクリスマスに家を空けてしまうため、楽しいはずの季節が寂しいものになっています。しかし、彼が「サンタはいらない」と感じた背景には、自分がまだ知らない世界の大切な価値がありました。


誰かのためにプレゼントを贈る喜び

この本の中でセロは、新しい友達である女の子から「家族じゃなくても、誰かが見守ってくれているって思えるのが嬉しい」という気持ちを教えられます。そして、自分も父親と一緒に「小さなサンタ」になり、プレゼントを届けるという素敵な冒険に出るのです。

サンタクロースを信じるという子ども時代のファンタジーが終わっても、この本は「誰かを想う気持ち」や「与える喜び」を子どもたちに教えてくれます。


冬の風景が描く、言葉と絵の調和

『クリスマスがちかづくと』の魅力は、物語だけではありません。くりはらたかしさんの描く冬景色と、詩のように美しい斉藤倫さんの文章が絶妙に調和しています。ページをめくるたびに、冬の冷たさと同時に心温まるストーリーが読者を包み込んでくれるのです。


活用方法:親子の会話を広げるために

この本は読み聞かせにもぴったり。読み終わった後、ぜひこんな会話をしてみてください。

  • 「あなたがサンタだったら、誰にどんなプレゼントをあげたい?」
  • 「セロが友達にプレゼントを届けた気持ち、どう思う?」

子どもと親で感想をシェアすることで、ただ読むだけでなく、クリスマスの意味や人とのつながりを考えるきっかけになります。


まとめ

『クリスマスがちかづくと』は、サンタを信じるその先にある大切な価値を子どもに伝えてくれる絵本です。クリスマスの季節にこそ、この本を親子で楽しんでみてください。サンタクロースがいなくても、「誰かを思う心」がきっと家族の絆をさらに深めてくれるはずです。


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